COLUMN

2019.06.06

TAGAKI 使ってます (その3)  東京の端っこのとある講師のレッスン日記

突然消えた大学生の巻

TAGAKIは40を進行中です。

4月から二人で参加してくれた大学生のうち、元大学生のS君(大学を退学してオーストラリアへいく)は5月17日にゴールドコーストの語学学校6ケ月コースに入学ということで、先日、TAGAKIの勉強とS君の送別会もやりました。

S君のことは予定通りだったのですが、もう一人の大学生H君は、「S君の英語力が心配で付き添いできていたので、今回で終わります」と言ってやめてしまいました。Oh no.

たしかに元大学生のS君の英語力は十分ではなく、中学、高校、大学受験の英語学習は何だったんだろうと思いますが、こういう学生をもっと助けたかったです。S君には「必ずTAGAKIをもって行ってね」、「その中の文を使って自分から話してね」、「11月に帰国したら必ず来てね」、と約束し見送りました。

S君のような大学生は日本にたくさんいるのだろうと思いました。

とても性格がいい。社交的。ニコニコ。バイトはたくさんやっている。

将来はジムのトレーナーになりたい。英語を話そうというメンタル面は強い。

英語を文で話せない。単語を並べる。語順めちゃくちゃ。英文は1文以上は暗記できない。時々2文までできる。

英単語をしらない。文法もしらない。英語を見たら、聞いたら、まずは日本語に訳そうとする。

トピックの内容を知らないことが多い。

 

TAGAKI 10からみっちりやってその効果をみたかったけど、残念。

ホストファミリーは、シングルマザーで高校の先生、大学生のゲーマーの息子がいるということで、どんな英語力をつけて帰ってくるのか楽しみです。また、いつか報告します。