TAGAKI10に挑戦中の4-5年生のクラス。それぞれ選んだ1~2ユニットの、『見ないで発表』を毎回のレッスンでやっています。慣れてきたので、書いたり、考えたり、見ないで発表準備は宿題でできるようになりました。
小4の男の子はU11のEndangered Speciesの3文を発表しようとしたのですが、先ずタイトルをうまく言えなかったのです。
I’ll talk about End××× Spe×××.という感じで。
そしたら、ほかの小5の女の子2人が、自発的にきちんとした発音を言って聞かせはじめて、その男の子に指導を始めました。私はじっと静観。彼女たちが言う、男の子がマネするをくりかえして、2分くらいしたら、少し発音が良くなってきたので、私が “Is that good?”とわざと尋ねたら。2人は”No, but…”でもあとの英語が出てこない。良くなってきたと言いたいのは、顔の表情やジェスチャーで十分伝わってきたので、ここで私はジェスチャーも使って、Is that better? 彼女たちは”Yes, better, better!” というので、私が”That’s better.”と男の子に言ったら、彼女たちも真似して、”That’s better.” そのあとまた2分くらいは、ひたすら練習。That’s better.の連発で、最後は、”That’s good.”となりました。そして『見ないで発表』も無事に終えることができました。
レッスン後、迎えにいらしたお母様たちに、今日は彼女たちが先生になってくれて、男の子の発音を直してくれたことを伝え、男の子にタイトルをお母さまたちの前でもう一度いってもらったところ、素晴らしい発音で言えました。
もし私が彼の発音を直していたら、きっと男の子はすぐに忘れてしまったのだろうなと感じました。まさに学習者同士が教えあうアクティブラーニング!あの5分近くの特訓は、とても見ごたえがありました。
生徒たちが自発的に教え合う姿をみて、ほほえましくて、うれしかったので報告させていただきました。
mpi English School 本部校 講師M